2018-12-30 Sun
平成30年第4回定例会が、12月21日に閉会しました。平成30年度一般会計補正予算は、一般会計予算歳入歳出総額に10億9,971万円余を追加し、一般会計総額は419億7,356万円余となりました。
今定例会では、財政調整基金へ8億5,511万円の積み増しがなされています。これは平成29年度決算の確定に伴う繰越金及び特別会計からの繰入金などによるもので、今後の年度間調整の原資として活用されるものとなります。評価すべきは、補正時にしっかりと透明性をもって市民の見えるところに計上する現当局の姿勢であり、当局が財政規律を重んじるからこそ、このようにしっかりとした予算の流れを市民にも示せるのだと思います。
■事業及び条例について賛成しました!
・国保被保険者証と高齢受給者証を一体化
神奈川県が策定した「神奈川県国民健康保険運営方針」の中において、被保険者証と高齢受給者証をカードサイズとし、一体化を目指す旨が示されたことを受けて、本市としても一体化に向けて取り組むことになりました。
被保険者の利便性の向上と経費節減、事務効率の向上を目指します。実施は8月からです。
・「座間市消防団条例の一部を改正する条例」について
本条例の一部改正の内容は、現在の消防団の任命条件に市内勤務者を加えるというものです。消防団員の確保が難しい中で、加入促進の取り組みのひとつとして期待できる内容だと思いますし、実際の災害時には、市外勤務の消防団員が市内で活動ができないという点に着目し、その団員の代わりの災害対応人員の確保にもつながります。また、この改正によって消防団員が勤務する事業者を「消防団協力事業所」として認定し、災害時に使用する資機材の提供や協力を得ることもできるようになります。
災害対応という観点から必要な取り組みとして、当局からの本提出議案に賛成しました。