2020-03-25 Wed
3月23日、本会議において令和2年度予算案が可決しました。予算総額は、731億2,133万3千円で、対前年度比1.6%の増で、11億3,524万3千円増加。一般会計は、415億9,498万9千円で、対前年度比2.9%の増で、11億8,219万1千円増加しました。今回の当初予算は、新規事業が少ないものの、会計年度任用職員制度に係る経費や、幼児教育・保育無償化などが加わった扶助費の増加分、また普通建設事業も含めた実施計画事業の着実な推進のため、一般会計の予算規模は過去最大となりました。
◆ 空き家対策計画策定事業〈新規〉が予算措置、特定空き家の実態把握と対策へ前進!
近年本市においても空き家(空家等対策特別措置法による特定空家※)の増加が懸念されており、これまでは住民からの通報に対処するのみで、具体的な全域調査は行われていませんでした。この課題に対処するため、この度「空き家対策計画」の策定が事業化されることになりました。計画策定に向けた実態調査は、市内980所帯を対象としており、令和4年度を目標として計画が策定されます。有効性のある計画策定に向けて、今後もこの問題にしっかりと取り組んでまいります。
※特定空家とは、倒壊等著しく保安上危険、又は著しく衛生上有害、不適切な管理により著しく景観を損なう空き家等のこと。
◆ 防災行政無線施設増設・更新事業〈拡充〉で、さらなる難聴地域解消へ!
これまでの防災行政無線の難聴地域解消策は、防災行政無線子局の新規設置でしたが、設置場所の確保が進まない状況に対し、私は平成30年第4回定例会の一般質問で、拡声器スピーカーの性能向上を目的とした交換更新工事に積極的に取り組むことでの難聴地域解消策を提唱しました。その後、当局は直ちに方針を転換、今年度の当初予算に計上し、さらなる難聴地域の解消が進むことになりました!
子局更新工事地域は、ひばりが丘地区、東原地区、新田宿四ツ谷地区の3地区が対象となります!
◆ 小中学校への高速大容量通信ネットワーク(校内高速LAN)の導入整備始まる!
高速大容量の通信ネットワークを整備するための予算措置が3月議会の令和元年度座間市一般会計補正予算で成立しました。これにより、将来、児童生徒向けの1人1台の端末環境の整備が進むことになりますが、令和2年度当初予算では、先ずは小中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒へタブレット(iPad)を整備するための予算が組まれました。子供達にとって、より学びやすい環境整備を実現する事業として私もこれを高く評価し賛意を表しました。
★地域情報(私が地域等から要望を受け、地域皆様と協力して実現・決定になったものを掲載しています)
■ひばりが丘地区雨水災害対策事業に伴う、遊水地整備計画(平成29年度からの3か年計画、遊水地は、ひばりが丘1丁目隣接地、大和市南林間6丁目)の工事が完了。
■ひばりが丘1丁目、ひばりが丘公園内の多目的トイレ設置工事が本年3月に完了。
■平成27年度からの防犯カメラ設置計画(コミセン前含む)の工事が全て完了。
■ひばりが丘2丁目第2公園防球ネット設置工事、及び5丁目5-1多目的広場(東中学校隣り)防球ネット改修工事を令和2年度中に行います。
■市道ひばりが丘185号線(ひばりが丘2丁目)の水道管布設替工事、及び市道ひばりが丘49号線(同2丁目)の道路舗装貼替工事3か年計画の残り部分(大八さん前~信号機まで)の工事を令和2年度中に行います。
■市道小松原47号線(小松原2丁目新開公園前の通学路)のグリーンベルト歩道帯舗装工事を令和2年度中に行います。
※令和2年1月以降の工事完了分、及び計画予定の一部を掲載。